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スプートニクの恋人、ようやく読了。 [+ lecture]

スプートニクの恋人、ようやく読了。
(2012/11/30(金))

いったいどれくらいの時間が掛かったのか。。。
おそらく半年くらい掛かったのではないかと思う。

途中、これまで読んだ村上春樹作品に比べると少し退屈なように感じた(もちろん個人的な好みの問題だが)。例えば「羊をめぐる冒険」や「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」で感じたパワー、すなわち読者を引き込んでグイグイと先に進ませるパワーが、やや足りないように感じた。読了までに時間が掛かったのは、そんな個人的な好みや印象のせいかも知れない。

あるいは以前に比べて、明らかに、圧倒的に読書量が減っているので、作品の中に入り込むのが下手になって(?)、時間が掛かったのかも知れない。。(連続的な残業も読書量減の理由の一つだが、その他ではFBに時間を取られているのも事実....苦笑)

さて、ナンダカンダ言っても退屈と感じたのは途中までで、後半、ミゥウが観覧車の話しを始めたあたりから一気に加速。最後はほぼノンストップで読み進んだ。
最後、すみれがボロい電話ボックスから電話を掛けてきたシーンでは、あまりにも嬉しくて、客先へ向かう途中の西武新宿線車内で泣きそうになってしまった(何とか涙はこらえた....)

村上さんの作品って、やはり「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」のようなパラレルワールドがキーになっているのかな、と感じさせられた作品だった。

それはそうと、村上さんの作品って一冊読むと、これまで読んできたものをもう一回読み直してみたくなってしまう魔力のようなものがあるのか?
スプートニクを読み終わったら、また春樹ワールドにどっぷり浸かりたくなってしまった。(何を読もう!?)
 
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